みなさんこんにちは！
トレーナーの七海です＾＾
今回は「筋トレとストレスの関係性」というテーマでお話していきます。
日々生活を送る中で精神的なストレスや肉体的ストレスを感じたことがある人は
とても多いと思います。
適度なストレスであればしっかりと対処していけば体に悪影響はないですが
対処しきれないストレスは日常生活に様々な悪影響が生じてきます。
これは筋トレにも影響を与えるものになりますので
今回はストレスをなるべくためないようにする方法などもあわせてお伝えしていきます。
筋トレは定期的に行うことで日々の精神的なストレスの軽減
筋トレは定期的に行うことで日々の精神的なストレスの軽減をしてくれることは
知っていましたか？？
実際に筋トレなどの体を動かす運動は幸せホルモンといわれるセロトニンという脳内物質が
脳内から分泌されます。
このセロトニンが分泌されると幸福感を感じることが出来ます。
また精神状態も安定し行動力も強くなるといわれています。
ですが筋トレに意気込みすぎすぎてしまい、休養をおろそかにしてしまうと
オーバートレーニングという状態に陥ってしまいます。
オーバートレーニングに陥ると肉体的なストレスだけではなく
精神的なストレスまでかかえてしまうんです。
オーバートレーニングとは？
このオーバートレーニングは筋トレを熱心に取り組む一般の人に
多くみられます。
トレーニングのパフォーマンスが低下しさらには
これから紹介する精神的なストレスまでかかえこんでしまうことになります。
・夜の寝つきが悪くなる
・慢性的な倦怠感
・食欲がわかなくなる
・体重が落ちていく
・意欲がなくなっていく
さらに怖いことにこれらの真逆のことも起こります。
他にも精神的なストレスが筋トレに悪影響を及ぼすことも分かっています。
ある複数の研究から高いストレス数値を示す人と低いストレス数値を示す人達に
１２週間にわたって同一内容のトレーニングを行わせました。
内容はベンチプレスとスクワットの1レップの重量と筋肉量の増加率を測定するといった内容です。
結果は低いストレス数値を示す人たちの1レップの重量と筋肉量の増加率は
高いストレス数値を示す人たちよりも大きく上回った高い数値を示しました。
つまりストレスを低く抑えることによって筋力や筋肉量を増加させるのに効果的とわかりました。
精神的ストレスはトレーニングのパフォーマンスを低くしてしまう可能性があるので
常に自分のストレスと向き合いながら対処していくことが大切です。
精神的なストレスが高い人たちは筋肉痛の回復が遅くなる?
さらに違う研究では精神的なストレスが高い人たちは筋肉痛の回復が遅くなるという研究結果が
でています。
研究した内容は、20代前後の人たちを対象にレッグプレス(１０レップ6セット)を行っていただいたあと
疲労した筋肉の回復にかかる時間を測定した結果精神的なストレスが低い人たちは24時間での回復でしたが
精神的なストレスが高い人達はなんと96時間以上の回復となりました。
また高ストレスの人たちはその後長く筋肉痛や疲労感が取れなかったといいます。
このようにトレーニングと精神的なストレスはお互いに影響しあいながら
私たちは生活をしていかないといけません。
ストレスの根本的な原因は人によって異なりますが
筋トレ以外の場合だと、仕事、人間関係、家庭の事情などで生まれる不安要素などのストレスが
トレーニングパフォーマンスに悪影響を及ぼすと良いことを知っておきましょう。
なのでこのことを知ったうえで、ストレスをなるべくためこまないように
生活をしていくことがとても重要になってきます。
トレーニングでのパフォーマンスを下げないようにするためには精神的なストレスを
ため込まないことが非常に重要です。
精神的なストレスをためこまないようにするためには、何か趣味を見つけたり
新しいことに挑戦してみたり、久しぶりに会った友達とぱーっと遊んでみることが効果的です。
また精神的なストレスをため込まない強い心も必要です。
日々自分はどんなことでストレスをためやすいのか？
ストレスをためやすくする生活はしていないか？などを
ノートに書きだしてチェックする習慣をつけると
ストレスを排除しやすくなりますよ。
以下にチェック項目を書いてみたのでチェックしてみてください！
・夜は深い眠りができているか
・体重が落ちすぎていないか
・いつもより過度に疲労感がないか
・物事に対する意欲は無くなっていないか
・慢性的な体の痛みなどは感じていないか
上の5項目にすべて当てはまる人は精神的なストレスまたは
肉体的なストレスが蓄積している可能性がとても高いです。
トレーニングの頻度やボリュームを少し減らして、休養を行うと良いです。
そうすれば徐々にストレスも緩和してきて回復に向かうと思います。
トレーニングは筋力トレーニング、休養、精神状態のバランスをしっかりと保ちながら
行うことが出来れば楽しく幸福感を感じながら運動ができる
楽しいスポーツです。
でも疲労の蓄積により精神的なストレス、肉体的なストレスが生また状態での
筋トレはパフォーマンスを極端に下げてしまうことも忘れないでくださいね。
いかがでしたか？
ストレスとうまく付き合いながら楽しくトレーニングができると最高ですね！
次回のブログも楽しみにお待ちください。