みなさんこんにちは!
パーソナルトレーナーの森内です!
今回のブログテーマは「摂食障害」についてです。
私はパーソナルトレーナーという職業柄、かっこいい体を持っていて当たり前、トレーニングや節制した食事が得意だから成果が出ているんだと、思われることがあります。
しかし私もかつては、摂食障害に悩む一人でした。
当時を振り返ると、とても苦しく食卓に並んだ食事を見ただけでも嗚咽してしまうほど大変な思いをしていました。
周りにも相談することができず、ただただ気持ちが弱いからだと自分を追い込んでばかりで、
結局何も解決せずただ時間が過ぎるのを待つだけの日々でした。
ですが私がこのブログタイトルにもあるように、摂食障害について知識を話せるようになったのも、正しい知識を持って向き合っていったことで少しずつですが改善に向かうことができたからです!
この記事でお伝えする内容に当てはまる方は少ないと思いますが、その中で少しでもこのブログを読むことで気持ちが楽になる人が出てきて欲しいという願いを込めて書いていきます^ ^✨
心の問題ではない。
今まさに、体のだるさや疲れ、重さ、冷えなどの体調の悪さを自覚している方もいらっしゃると思います。
また、体重の変化に一喜一憂して気分を落ち込ませたり、食事のことで頭がいっぱいになったり
している方もいるかと思います。
恋人との関係、家族関係、仕事の悩みなどの問題を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
摂食障害は食行動や体の問題、心の問題など幅広い視点で改善していかなければなりません。
一つ一つお話すると長くなってしまうので、今回は食事からのアプローチについて解説していきます❗️
ホルモンの影響が大きい
そもそも、過食や拒食傾向にあることはメンタルの問題ではありません。自分の気持ちが弱いから食べてしまったり、食を受け付けないなど悲観的に捉えてはいけません。
私たち人間が「食欲を感じる」のはホルモンの影響です。
血糖値が下がれば、自然とお腹が空いたと感じます。しかしそのホルモンを分泌する副腎と呼ばれる臓器が何らかの形で不調をきたせば、食のセンサーの調子も悪くなってしまいます。
摂食障害は体が極度の栄養不足に陥ると、血糖値が乱れてホルモンの分泌異常を起こします。
その結果として食欲をコントロールできない状態になってしまいますが、それは低血糖症の症状であることも分かっています。
その改善策の一つとして、
・ミネラルの多い食事を摂る
・血糖値を定期的に上げる
・臓器を休ませる
これらの方法が挙げられます。
血糖値は下がりすぎることのほうが問題
一般的に血糖値が高いことはあまり良くないことだと思われることが多いのですが、実は血糖値が下がっていることの方が問題なんです!
その証拠に、血糖値を下げる仕組みを持つホルモンは、インスリンというホルモン1種類しかないのに対して、
血糖値を上げる仕組みを持つホルモンは、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリン、など他にも様々な種類があります。つまり人間にとって血糖値が下がってることがどれだけマイナスな事なのかがわかると思います。
摂食障害を持つ多くの方は、この血糖値を上げる仕組みが低下していることが多いです。
・午前中なのに何故か疲れている
・朝起きると体がバキバキ
・気力の低下
・風邪を引きやすくなった
こんな症状を合わせて持っている方は、その可能性が高いかもしれません。
ハチミツの可能性🐝
そんな方にオススメなのは「ハチミツ」です✨
ハチミツは、ミネラルを多く含み、さらに吸収も早いことが特徴です。
・朝起きてから
・寝る前
・食事と食事の合間
・お腹が空く1時間前
にTスプーン1杯を食べることで、ホルモンバランスのコントロールをすることができます。
職業柄むずかしい方やそもそもハチミツがお好きでない方は、おにぎり一口でも大丈夫です。
菓子パンや砂糖を避けていただければOKです✨
ミネラルの摂取を心がけよう!
さらにミネラルの多い食事もなるべく心がけていきましょう!
・煮干しの粉や鰹節
・海藻、海苔、魚介類
このような食品には多くのミネラルが含まれており、ホルモンの分泌元である副腎の疲労回復を助ける働きがあります!
逆に控えるべき食材もあります。
・食品添加物、化学合成物質
・アルコール、カフェイン
・白砂糖、スイーツ
・食品添加物の多いジャンクフード
これらの食品は、副腎を疲労させたり腸内環境に悪く、体本来のバランスを崩してしまう可能性があります。
ですからなるべく自然食品で。さらにはオーガニック食品で。
外国産のお肉だったり、水道水は成長促進剤や化学薬品、カルキなどが含まれており、
長期間に渡って摂取し続ければ、必ず体に不調をきたします。
なので、多少金銭的に費用ははかさみます、国産のお肉や、農薬不使用の野菜、ミネラルウォーターを調理に使ったりすることがオススメです!
ただしこれもバランスの問題で完全に減らしたからといって、副腎が元気になるかというとそうもいえません。体内環境には個体差が大きいからです。
上記の食材を食べていいかどうかは自分の体調・体質に合わせること、そして適切な量であれば、問題の起きない体をつくることを優先する必要があります。
という訳で、まずは摂食障害の食事編をお伝えしていきました。今回紹介した内容をできることから少しづつ始めていきましょう❗️
文字数の関係で、体の問題、心の問題に関しては今後のブログでお伝えしていきます!
それでは次回のブログでお会いしましょう(^ ^)