みなさんこんにちは❗️
名古屋市東区で活動しているパーソナルトレーナーの森内です(^ ^)
今回は意外と知らない「呼吸の大切さ」というテーマでお話をしていきます。
私がお客様のトレーニングをご指導させていただく際に、まず意識して観察することがあります。
それは、
・スクワットのフォームが綺麗なのか
・身体が硬いのか柔らかいのか
・関節に痛みがないか
というような、一般的に重要とされているものではなく、
さらに基本となる「スムーズに呼吸ができているか」という点を意識して確認をしています。
実は呼吸という動作は、単に酸素を体内に取り込み二酸化炭素を排出するという作業をこなしているだけでなく、健康的な生活を送っていく上でも、ダイエットの面から見ても数え切れないほどのメリットがあるんです✨
ですから今日は質の良い呼吸ができることで得られるメリットと呼吸がうまくできていない理由について詳しく解説をしていきたいと思います❗️
まず最初に呼吸が下手な人というのはどんな人なのか、それは息をきちんと吸うことができていない人です。
なぜ息をきちんと吸えないのか?
大きな要因の1つとして挙げられるのは、『胸郭』が硬くなっていることです。
『胸郭』というのは、肺を前から後ろまでを囲っている骨と筋肉の集まりと覚えておいてください✨
この『胸郭』が硬くなってしまうと、呼吸をした際に生じる胸の膨らみを妨げてしまい、十分に酸素を身体に取り込むことができなくなってしまいます。
つまり、胸郭が広がりつつ肺が膨らむことで大きく息を吸い込めるというわけです。
実際にどういった方が胸郭が固くなりやすいのか、下記に当てはまる方は注意が必要です。
一つ目は「デスクワークや長時間運転をしている方」です❗️
お仕事柄、長時間のパソコン作業をしている事務員の方や、トラック運転手、タクシー運転手、営業で車移動が多い方は、姿勢が猫背になりやすくなります。
悪い姿勢が長時間続くと、先ほどの『胸郭』の柔軟性が低下してしまい息をきちんと吸うことができなくなってしまうので注意してください。
二つ目は「スマホを長時間触わる方」です❗️
現代においてスマートフォンの普及は、大変便利な世の中へと変えてくれる一歩となっていますが、同時に人々の姿勢を悪くしているというのも事実です。
人は身体の前面で作業をすることがほとんどなので、デスクワーク以外でも洗濯や料理でさえも猫背で下向きの姿勢をとってしまいます。
さらに、スマホを使うようになり、立っている間も下向きで猫背になっています。
私が以前電車に乗った際に、ふと周りを見渡してみたところ、乗客の99%はスマホを触っている印象でした。触っていないのは、70~80代のおじいちゃんだけでした。
スマホを触っている人は習慣になってしまっているんでしょうね❗️
ですからスマホを長時間触わる方も注意してください。
以上が胸郭が硬くなることで、息をきちんと吸うことができなくなってしまう方の特徴です。
ここからは、質の良い呼吸ができることで得られるメリットを挙げていきたいと思います(^ ^)
質の良い呼吸ができることで得られるメリット
質の良い呼吸ができることで得られるメリットの一つ目は「ダイエット効果」です❗️
実は呼吸に関わる筋肉はかなりの数存在しており、
・横隔膜
・腹横筋
・腹直筋
・腹斜筋
など、その他かなり多くの筋肉たちが動くことで呼吸という動作が成り立っています。
ダイエットの基礎の中では、筋肉を動かして基礎代謝をあげましょうという話があるように、
脚や腕、背中の筋肉以外にも、体内で働く筋肉たちをうまく活動させてあげることも基礎代謝アップに繋げることができます!
さらに人は1日で2万回も呼吸していると言われています。一生にしてなんと6億回❗️
これだけの数、呼吸しているのであれば、1回1回をベストなパフォーマンスで1つ1つの筋肉が最大限に活動をすることによって、しっかり酸素を取り込める身体を作ることができれば、それだけでも体質に違いが出てくることは容易に想像できますよね✨
また生命活動において酸素は絶対的に必要な材料となります。
もちろん体脂肪を燃やすことも酸素を必要とします。
つまり有酸素運動や筋トレをしてダイエットを行う方にとって、質の良い呼吸ができるということは、効率的にダイエットを進めていくことができるかできないかを左右するほどの、重要な役割をもつとも言えます!
大切にして欲しい、自律神経の大切さ
質の良い呼吸ができることで得られるメリットの二つ目は「自律神経を良好に保つこと」です❗️
よく緊張をすると深呼吸をしてリラックスをするシーンをよく目にしますよね!このブログを読んでいる方も経験があると思います。
逆にスポーツ選手は、ここぞの場面では短い呼吸を「ふっふっふっ」と勢いよく吐き、集中力を高めているシーンを想像できると思います。
これは呼吸法によって、リラックスモードと緊張モードをコントロールしているのですが、
胸郭が硬くなり深い呼吸が吸いづらくなっている方は、常にスポーツ選手のように短く早い呼吸になっています。
つまり、夜になっても緊張状態が続き、睡眠の質が下がったり内臓の働きが低下するといったデメリットが働いてしまうことになります。
ですからこのような健康被害に遭う前に、日頃から呼吸の重要性について理解を深めておくことが重要になります。
これらの改善方法に関しては、これからのブログでも発信していく予定ですのでお楽しみください。
ということで今回は「呼吸の大切さ」というテーマでお話ししていきました。
それではまた次回のブログでお会いしましょう^ ^